『これから、夢にまで見た凌辱生活が始まりますわ♪』
主人公 安楽恭介は、生まれて初めて女を抱いていた。
しかも数人の視線を感じる前で、生まれも育ちも全く接点を持たないであろうお嬢様を
身動きの取れない状態にして、犯すようにして抱いていた。
泣き叫び、許しを乞い、助けを求める少女の表情は、どこか恍惚としたものであり、
恭介は自分の置かれた状況に倒錯したものを感じていた。
己の欲望のままに少女の肉体を貪った後、他の少女達に言われるのだ。
「どうか次は私の相手をして下さい」
無人屋敷の一部屋に入り一人になった恭介は大きくため息を漏らす。
どうしてこうなった?
借金返済資金欲しさに犯罪に手を染めた罰なのかと、嘆く。
お嬢様の通うスクールバスをジャックし、今の屋敷に連れ込んだまでは良かった、ハズだ。
しかし、先ほど抱いた少女、白峰咲 柚子梨の口車に乗せられて、あれよあれよと犯行目的が身代金から
お嬢様達の肉体を貪ることへとすり替えられ、あまつさえそれを強要してくる始末。
しかもお嬢様達は誰一人として逆らわず、期待の瞳を向けて自分達が凌辱されることを望んでいた。
何か裏の目的があるのかも知れないと警戒しつつ、とりあえずは手のひらの上で踊ることにする。
今、場を支配しているのはお嬢様ではなく、自分であることを知らしめるのだ。
手懐ければ立場は逆転できるはず。
恭介は無人屋敷の中で見目麗しいお嬢様に囲まれ、全員を陥落させることを決意する。